1954-12-07 第20回国会 参議院 本会議 第6号
私は、我が国の現在の行政機構が複雑厖大を極め、この機構を簡素化し、事務の整理、配分を合理化し、執務能率を向上し、以て国情、国力に相応する行政改革の必要を年来主張いたしておるものであります。
私は、我が国の現在の行政機構が複雑厖大を極め、この機構を簡素化し、事務の整理、配分を合理化し、執務能率を向上し、以て国情、国力に相応する行政改革の必要を年来主張いたしておるものであります。
戦時から戦後に引続き複雑厖大となつて来た行政を簡素化し、我が国情にふさわしい行政体制を樹立することは、政府が常に意を用い来たつたところであり、すでに数回に亘る行政整理を断行して来たのであるが、なお、現下の急務である自立経済を達成するためには、できる限り行政費の節約を行うと共に、行政機構を合理化し、且つ事務能率の向上を図ることが必要であるので、昨年来内閣に臨時行政改革本部を設け、鋭意これにつき検討を加
社会保障の最低基準に関しまするILO条約は、御承知の通り医療、疾病、失業、老齢、業務災害、家族、母性、癈疾、遺族給付の九部門に亘つておりまして、現在諸外国に行われておりまするこれらの制度を網羅的に取入れました複雑厖大な条約でありまして、ILO事務当局も、これらの基準をすべて満たすような国は余りないことを予想しまして、本条約の批准に当つては、すべての部の基準を充足する必要はない、三部門を充足すれば足りるという
そもそも戦後複雑厖大化した政府の行政機構の簡素化をして、わが国にふさわしい行政体系を樹立し、行政費をできるだけ縮減して国民の負担を軽からしめるとともに能率化をはかることは、国民の要望にこたえる自由党の政策の一つであります。これまでしばしは実現に当つたのであります、このたび政府が本法案を提出して、全行政府にわたつて定員の整理を行うのも、国民の要望にこたえんとする処置であると思うのであります。
御承知のように、戦時から戦後に引続き複雑厖大となつて参りました行政を簡素化し、わが国情にふさわしい行政体制を樹立することは、政府が常に意を用いて参つたところでありまして、すでに数回にわたり行政整理を断行して、参つたのでありますが、なお現下の急務である自立経済を達成いたしますためには、できる限り行政費の節約を行うとともに、行政機構を合理化し、行政事務を簡素化し、かつ事務能率の向上をはかることが必要でありますので
御承知のように、戦時から戦後に引続き複雑厖大となつて参りました行政を簡素化し、我が国情にふさわしい行政体制を樹立いたしますことは、政府が常に意を用いて参つたところでありまして、すでに数回に亘り行政整理を断行して参つたのでありますが、なお現下の急務である自立経済を達成いたしますためには、できる限り行政費の節約を行うと共に、行政機構を合理化し、行政事務を簡素化し、且つ事務能率の向上を図ることが必要でありますので
併しながら、それが只今申しましたようになかなか実行されていないということは、結局現在の農村なり農家の実態に対しまして、共済制度が非常に緻密、複雑、厖大な組織と申しますか、機構が受切れない、事務的にも受切れないし、物理的にも、能力的にも受切れないし、又農家の側から見ますというと、共済事業に対する痛切なる必要性と申しますか、それを感じておる農家、感じていない農家、農家の中に種々多様なものがあるということだと
もちろん根本的には複雑厖大なる行政機構を簡素化するとともに、行政監察機構を強化する必要もございましようが、われわれは、そういうことをしなくとも、現状においてもなお相当多額の行政費を節約することができるのではないかと考えるのでありますが、大蔵大臣はどのようにお考えでありましようか。
行政委員会と五つの庁が、外局として設置されてありまして、総理府の所掌する行政事務の範囲は非常に広く且つ多岐に亘つておりますが、総理府を内閣の首長としての総理大臣を長とする機関たるにふさわしいものとするために、各外局の行政事務は、できるだけこれを各省に分属せしめると共に、新たに国家公務員に関する事務、経済施策の総合調整に関する事務等を加えることとし、且つこれらの事務を遂行する機構についても、現在の複雑厖大
一方、官庁機構の複雑、厖大、責任の不明確によりまして、最近はこの間におきまして汚職事件が続出し、世論の厳しい批判を浴びていることはすでに御承知の通りでありまするが、今回この法律案は、従来の官庁経営形態を脱却して、企業活動を自由潤達に行い得る形態として公社を選んだという政府の説明でございますが、原案では未だその点が十分ではありません。
今般法務府人権擁護局を廃止し、その所掌事務を法務省民事局をして所管せしめることが決定されましたのは、終戦後複雑厖大化した行政機構をできる限り簡素化せしめんとする方針に出たものでありまして、従来行つて来た人権擁護事務そのものを廃止せんとするものではないのであります。
○国務大臣(野田卯一君) 戦争中並びに終戦後を通じまして、日本の行政機構が複雑、厖大化しまして、それが一面におきましては国民負担の増加になり、一面におきましては国民にいろいろと行政上の制約を加えておるということは、これは国民周知の事実であります。
○国務大臣(野田卯一君) 今回の行政機構に当りましては、戦争中並びに戦後を通じまして、複雑厖大化しました機構をできるだけ簡素化し、且つ強力に、又責任関係を明確にしたいという基本方針に基きまして案ができたわけでございます。行政機構の案につきましては、終戦以来いろいろな案が沢山出ております。民間におきましても、或いは役所関係におきましても、いろいろ研究されました。
併しながらそれを待たなくても、現在は現在としてこの複雑厖大化している機構を、現状に即応するように直すべき点も数多いのでありまし、そういう点を怠りなく改革して行きたい、こういうふうに考えておる次第であります。
我が国の行政機構は、御承知の通り終戦後著しく複雑厖大化しまして、独立後の自主自立体制に即応するためにはこれを現在の国力にふさわしい簡素且つ能率的なものとする必要があることは申上げるまでもないことであります。
しかも、その事務の量及び質から申しましても、全国の森林の三分の一を占める国有林野の管理経営という厖大なる事業を含めて国有林、民有林を通ずる総合的行政組織として林業行政を一元的に所管しており、その範囲は複雑厖大かつ多岐にわたつております。かような林業政策の重要性にかんがみまして、昨集材林法の制定を見たことは御承知の通りでありますが、本法の成果は一に今後の運営に期待されているのであります。
○国務大臣(野田卯一君) 現在政府のやつております行政事務が非常に複雑、厖大でありますので、これを何とか整理をいたしまして、そうして機構の縮小、機構の簡素化或いは人員の整理を行いたいと、こういう考えを持つておるのでありますが、今回の行政機構の改革に当りましては、この政府の事務の整理ということにつきましても考えてみたのでありますが、結局政府の事務の整理ということは、その仕事の基礎が大体法令にありますので
わが国の行政機構は、戰争中及び戰後を通じて驚くべきほど複雑厖大化し、行政組織法によれば、組織のために置かれる機関が府であり、省であり、委員会であり、庁であり、公団までが一機関としてありまするかち、都合五つの機関、すなわち府、省、委員会、庁、公団が行政権を行使する機関の形となつておる次第であります。ところが、憲法の明文には「行政権は、内閣に属する。」
ここにおいて、政府は、特に占領下における特殊の要求のために複雑厖大化いたしました機構を簡素化し、命令系統を直截簡明にして、責任の帰属を明確にするとともに、行政機構全体として有機的な一体的活動を強化するため、ここに国家行政組織法の改正案を初め三十余に上る行政改革諸法案を提出し、独立後の行政機構改革を断行しようといたしますことは、まことに機宜を得た処置と申さねばなりません。
わが国の行政機構が戦争中から戦後にかけまして、非常に複雑厖大になつたことは御承知の通りでありまして、これを、日本の独立とともに、一日も早くすつきりした行政機構に直さなければならないということは、これは国民一般の輿論になつておるのであります。そこで現実の問題といたしまして、行政機構をどう整理するかということになりますと、なかなか複雑多岐にわたつておりまして、なかなか簡単に参らないのであります。
○国務大臣(野田卯一君) 今回の行政機構の改革のねらいは、御承知の通りに我が国に行政機構が戦争中並びに戦後を通じましていろいろの事情のために複雑厖大化して参りまして、又必ずしも日本の国情に適合しないような形のものも生まれて来たわけであります。
御承知のように、先般戰傷病者並びに戦没者遺家族等の援護法が通過いたしまして、これに関しまするあとの処理、すなわちこれらの者の権利の裁定事務あるいはその他の事務は、非常に輻湊するものと、私どもとしては考えられるのであります、この複雑厖大なる事務を早急に処理するために、この際急いで引揚援護庁を内局にするというような編成がえをするということが、はたしてこの事務を完全にさばくのに、支障を生じないかどうかということに